本屋さん稼業

久しぶりにイオンの駐車場に車を停めてフロアに降りたら、書店が閉店していた。
まぁ、ショッピングセンター、というには少し狭いサティ崩れの中の本屋さんだったし、割と閑古鳥が鳴いていたのではあるけど気軽によれる本屋が消えたのは少し残念。痛い、と書いて消した。それほどお世話になっていたわけではないから。ショッピングの店内ということで、アダルト系がアウトなのである。それも微妙に痛かったのではないかな。
そういえば、あの店で最後に本を買ったのはいつだろう。思い出せないくらい遠い。
そりゃつぶれるわけだ。立ち読みでは売り上げはゼロ円だ。

もう人口一桁万人の市では本屋稼業は維持できないのだろう。そういう時代なのだ。
大都市の超大型店かエロ本が置ける(テナントじゃない)独立系の本屋か、CDもDVDも文具も置きますよ的な本屋でないと生き残れないのだろう。(ただ、自分の中では図書館に変な触手を出したCCCは本屋としては使いたくない…岡崎公園のあれは認めるけど。)

昔、初めて「鉄道ファン」を買ってもらった本屋も、初めてエッチな雑誌を買った本屋もとっくの昔に店を閉めてしまった。
昭和は遠くなったんだね。