情報処理安全確保支援士試験

結局この間、書いていなかったことなので落穂拾いのようにはなってしまうのだが。

 

情報処理安全確保支援士試験、2018年秋試験で合格しました。

この試験、前身が情報セキュリティスペシャリスト試験で、どちらもレベル4の位置づけです。

 

事務屋がこの資格を持ってどこまで通用するのかという気もするものの、一定の力がついているという証明になるのではないか、という思いでして、webでの発表で合格したとわかった時は思わず変な声が出ました。もともと、受験時には午前1さえ受かっていれば次回2019春の受験で免除にできるからそれでいいという思いでしたから。

 

さて、問題なのはそのあとで、従来ならば「合格」の2文字を以って資格の証明だったわけですが、これは国家資格ということで「士」を”名乗る”には登録と年1回のオンライン研修受講、3年に一度のオフライン研修受講が義務付けられています。

登録せずに情報処理安全確保支援士と名乗ってはいけないのです。(自称・弁護士みたいなもんで、そらいかんわな。)

 

とはいえ、国への登録に免許税やら手数料やらで約2万円、受講にオンライン2万円、オフライン6万円、都合3年間で16万円かかるのです。

 

悩みました。本当に悩みました。

薄給過ぎる薄給の中でどうするか。

 

で、試験センターに電話して登録後やっぱりやめるとなったらどうなるか聞いてみたところ

  • 試験に合格した事実は原則として生涯有効
  • 研修を受けるのは義務なので、費用その他の面で受講できないと思えば取消処分を受ける前に登録の消除をしてほしい。そうすれば問題ない。
  • 再度登録するときは登録費用が必要

とのこと。

ならば、登録はしてみよう。

1年目研修も受けてみよう。

それで余りにも役に立たなさそう/負担が大きいなら登録消除しようということにしました。

たぶん、この先「士」になることはないんじゃないかなぁ。一度ぐらいなってみたいし、そういう名刺も持ってみたいし(ミーハー?)

名称独占資格なので、登録がないと「情報処理安全確保支援士」を名乗ることも、名刺にマークや名称を刷り込むこともできません(法違反)。ただし、「情報処理安全確保支援士試験合格者」を名乗ることは可能だそう。

 

で、4月から晴れて(?)情報処理安全確保支援士を名乗れるようになるはずです。

その名を汚さぬよう、精進してまいる所存ではありますがどうなるやら。