リリカルなのは THE MOVIE 1st(ネタばれ注意)
<注>この項目にはネタバレを含みますのでまだ観てない人はスルーされることを推奨します。
のだめとFateとの3択でしたが、のだめは終わりが遅いのでまたにして。
1000円の日に観てきました。movix京都は20日も1000円らしい。
泣くとは思ってなかったんだけどなぁ。不覚でした。
友情とか強さとか、そういう項目が想像以上に自分の中で欠落しているようで。
今年は緊縮財政の中、文化予算を強化しているのですがやはり手ごたえありでした。
それにしても、映画はちゃんと予習していくべきであると痛感。
フェイトと別公開のFate/staynightがリンクしてると勝手に思い込んでました。おかげで話についていくのに少し手間取りました。あちらはPG-12だってば。
(なのはも12歳にはきつかろうってなシーンがありますけど…フェイトが母親に鞭打たれるシーンとかどんだけSMやねん。)
魔法少女が某かの魔物を封印するのはカードキャプターさくら以来の流れなのか、っつーかあれからもう10年以上経つのか。(注:初出は1998年。)
魔物が暴れすぎ。家屋被害が甚大。どうするんだよとか冷静にツッコミしてしまう自分がイヤ。
フェレットといえばnimoca。このあたり私の脳は毒されてます。
魔法着と装備は自動選択ですか。放っておいてもinstall☆ってのは時代ですね。
戦闘とかは、結構無茶しやがってな感じ。
艦長、カロリー摂りすぎです(笑)
フェイトと母親の哀しい関係。しかも実は…。本当は母親の愛を受けたかったのに、非道く仕打ちを受けても母のために立ち向かうフェイトは痛々しい。
親のエゴ、過去にこだわることにより人は鬼畜と化すのか。
「この仕事が終わったら○○しよう」とかいうのは実は死亡フラグ。今を大事に生きることが必要。明日がちゃんとある保障はない。
それにしても本社の連中と来たら…ってのはどこも一緒なんですかね。泣きを見るのは現場です。
今大切にするべきことは後まわしにしてはいけない。往々にして、それをしてしまうのが人間ではあるのだけど、それでもこのご時世、自戒しなければ流されてしまう。漂着した先に何もないくらいならば力尽きんとしても泳ぐほうが生きていることになるのではないか。お金と時間と…なかなかむ塚しいけれども究極的には今にしか生きられないのであるから幸せと感じることに対してのenergy(金銭・時間・労力etc)の投下は惜しみなくしたほうがしあわせに近づけるような気がする。
魔導炉の事故とフェイトか素手で発動寸前の魔導石を抑え込むシーンは東海村の高速増殖炉事故を思い出しました。
ってか、そんなもん素手で触ったら絆創膏ではすみませんって。
すすり泣く場内の比率は8割が野郎(当たり前か)。とはいえ、カップルもちらほら。
主題歌は田村ゆかり、劇中歌が水樹奈々。なのはとフェイトが合力で大きい魔物を倒すシーンでPHANTOM MINDSが掛かると鳥肌でした。
うーん、もう一回ちゃんと落ち着いて観たいような気がします。男の性なのか、凝りだすと止まらないというか。
1000円でぼろぼろ泣ける(暗がりなので別に誰に気兼ねするでなし)というのは実はひそかにストレス解消なのではないかねぇ。