氣の話

昨日の日記の続きになります。

又聞きになっちゃいますが、声楽家や音楽家、芸術家の方というのはやはり「宇宙とつながる」事が大事なのだそうです。その辺のことを理解して「腹で解るかどうか」というのが一流になるかどうかの分かれ道なのだと。

実際私も頭でぐしゃぐしゃ考えてしまう時期が有りましたが、腹で納得したか否かを判断基準にしたあたりから元気を取り戻したように思います。そのためにいわゆる瞑想もしましたし呼吸法もやってます。お腹の底まで口からよく吐ききって、鼻から腹一杯吸う。横隔膜が動くのを感じる。そのことが内臓を活性化させ「腹で解る」回路を動かすのだそうで…とまぁ理屈で言えばそうなりますが、理屈ももちろんあるのでしょうが、やってみるのが一番早いような気がします。最初のうちはたいして変わりませんけど、1日5分、3日くらい、続けるだけでも少しずつ変わるんじゃないかなと思います。

そして、気の話。
https://academy.meiji.jp/shop/commodity_param/ctc/60/shc/0/cmc/08160016/
こんなのもあるくらいなので、意外かも知れませんが、数は少ないとはいえ、真面目に研究はされている分野です。
なにより中国やイギリス・アメリカなどは大まじめで研究していますしね。

そして、鍼灸師の先生の手から何か(=氣)が出ているのが見える患者さんがいるそうです。
先生自身は見えないけれども感じることはできるし、それを制御していくことで今の鍼灸治療ができているともおっしゃってました。

僕自身もこの手の話は興味半分、でも変に思われたらなぁというのもあって、少し避けて通ってたたのですが、思い切って話をしてみて良かったです。
とくとくと20分くらい話されたので、やはりリ理解される人がいるというのはうれしかったのだろうなと思います。

まぁ、目に見えない、現代科学が未解明であることを逆手にとってあからさまな値段で商売をする人も多く、それが気の世界が誤解される一因とも言われましたが、同感です。人間が認知している物以外のもの(現象)というのも解明可能かどうかはともかく、そこに存在することは確かで、やはりそれをないがしろにするのはいかがなものかなと思います。これだけストレスやら情報の錯綜する社会ではかえってそういった東洋的な治療に回帰していくのであろうなぁと感じました。