郵便局に見る東京へのお金の吸い上げ現象

小包を1件出すために昼飯時に郵便局へ。

小さい局ですが「携帯の引き落としにクレジットカードはいかがですか?」とJPBANKカードをすすめられる。
多分ノルマがあるんだろうな、と思いながら一通りの説明を受けて資料持ち帰り。多分作らないけど(局長さんごめんね)

しかし、帰りの車中で考えてみるとこうやってお金が東京へ吸い上げられていくのではないだろうか。

たとえば、新聞代にしても、昔は集金人がいて、その人への給料が手数料だった。つまりはその地域の狭い範囲でお金が廻っていた。それが農協や銀行引き落としになった。それでもまだ都道府県というオーダで見る限りは域内でお金が廻っていた。しかし、クレジットの手数料という形になったときにクレジット会社の本社がある東京に手数料が落ち、その税収は東京都に落ちる。そしてその分、地方の税収/域内流通貨幣量は減る。

ネットモールにしてもそうだろうなぁ。

なんだか被害妄想なのかも知れないけど、大規模ではなく、しずくが滴るように地方→東京(→外国)というお金の流れ(それも一方通行)ができあがっているとしたらこれは恐ろしいことだなと思う。

クレジット利用も自重かな。

大体やね〜(by竹村健一
郵便局なんてのは「山の中や海のそばのような銀行では商売が成り立たないところ」で商売してこそ意義があったのだけど、前々の首相が見事にやらかしてしまった。で、民営化したんだけど、結局よくなったことなんて一つもないような気がするのは私だけだろうか。