涼宮ハルヒの消失を見てきました。

http://www.kyotoanimation.co.jp/haruhi/movie/
京都シネマで立ち見が出るなんてびっくりしました。あと、カップル率がなのはよりほんの少し高め。京都シネマは水曜日は皆1300円なんですね。私は会員なので1000円なのですが(そもそも今回は入会特典の招待券を使ったので、まだ元は取ってない)なんとなくもったいなかったかと。ただ、よその映画館は女性千円ですごく不公平感があるので、それよりはいいなと思ってみたり。あと狙い目はMOVIXの20日=1000円デーが今月は土曜日。これまた混むんだろうなぁ。

映画の適正価格って1000円ぐらいでないかなと思いました。パンフ込みで英世さん2枚、ランチをつけて3枚。うん、これだ。

で、本編。

長門があんなにかわいかったとは。
まぁ、話の後半は私もこんがらがってたんですけどね。
阪急甲陽線とかがちゃんと出てきてるあたりで私は満足です。

あとね、本ばっかり読んでるのはやっぱり鬱な設定だよなぁ。
自分もその属性なので、気が合うのはわかるんですけどね。でもやっぱり、その根暗というかなんというか。
ネアカになれない。そこがコンプレックス。まぁきにしなくていいのかもしれないし、もっと気にしたほうがいいのかもしれない。
現実を見る限りは、後者か。遺憾ながら。
もうちょっとアクティブに動かないといけないにょろーん

閑話休題

中高生、ま、大学生も含めてですけど、劇中の主人公がとてつもなく楽しそうだなぁと思えたり。
自分にそういう記憶が、アレ、なくね?そんな記憶、なくね?

いや、本当は忘れてるんですよ。ああいう記憶は「絶対量」を多くしておかないとあとで見かけの嵩が減っちゃうんだよね。そのことに10代20代の自分は気づいてなかったのか、はたまた気づいてたけど気づかないフリをしてたのか。本当は気づいてたけど失敗するのが怖くて手がうてなかっただけじゃないかな。遊びも恋愛も勉強も運動も。失敗することを異常に怖がったのはなぜか、と考えるとやはり幼少時になまじっか「出来て」しまったために失敗するとすごく囃されたりしたし、あと感受性がすごく高かった。だから教師受けや親受けは考えたけど同世代には嫌われてたと思う。否、嫌われてはいなかったのだろうけどどちらかといえば孤独で一人遊びが多い、まぁ、「賢いけど変な子」だったわけです。そんなまんまで中高大と進んで居しまい、サークルで逝くはずだった海遊館にも、中学が終わったら恋人と行けと教師に言われたはずだったディズニーランドにも、大学卒業時に行くはずだった海外にも、とうとう行かずに、なんとなく終わってしまった20台の前半までの時間、そして思い出したくない(あるいは記憶が欠落している)20代後半の時間。30台の今。今はこの瞬間に過去になるわけで。それが輝くのか屍累々になるのか。
それらを今も落穂拾いをしていたりするわけです。ぼちぼち終わりそうな予感はあるのですけど。後ろ向いてやるのがさすがにエネルギーの浪費だとからだがようやく悟ってきたようで。

もっと早く気づきたかったという想いと、今がこれからの人生で一番早い時間だという現実とがない交ぜになってて、すこしだけけだるいです。

あとねぇ、こうやって書いてさらけ出してる自分が少しえらいなと思ってみたりもする。まぁ、そんなにえらくないのかもしれないけど、主観的には今の自分はえらいと思うので、一応メモとして残しておく。