出口戦略

この間、久しぶりに友人とあった。近況を交わして、珈琲でも飲みながらはなしをしていたのだけど、例えば、今からプログラミングを学ぶならなにか?と聞いてみたら、何を作りたいかによる、という、至極全うな答えがかえってきた。

プログラミングは手段である。ここを私はすぐに見落としてしまう。他のことでもそうだ。仕事とて、糧を得る手段であり、自己実現の手段である。それ自体が目的と化した場合少々危ない。

さて、危なさが多少あるのも人生なのだけどね。この先どうしたものでしょうか。なんとかなるさと言い聞かせてみたり、それは不安の裏返しで、不安のない人なんていないとうそぶきつつ、本当のところは誰にもわからないのではないかと思ってみたり。こんな夜は上質の音楽に触れるかですね。そうでもして、心を落ち着かせてやれば夢見は良くなりそうですから。

穴は色々掘ってもいいが、掘るならひとつを深く掘った方がいい。穴は自然に広がる。

色々手を出しては飽きてしまう私には耳の痛い言葉です。でもいい加減絞り込まないとね。