Google street viewについてのあれこれ

ちょっと前から引っかかってたけど、可視化できてなかった。

gintacatさんが http://d.hatena.ne.jp/gintacat/20080816/1218892417 で言及して、ブリスタさんが http://d.hatena.ne.jp/britishstudies/20080817 で展開してくださってるのだけど、これって「法律の問題ではない」んだよね。privateと言い切れなければ全部publicなのか?それは否でしょう…ということ。(すごく溜飲がおりました。)

日本国の法律がどうこうといわれても、すごくちぐはぐな気がします。
それを言い出したら「慣習法」という不文律もあるのですよ。

もちろん、技術的にはすごいことなのだと思いますし、道案内や、事前の下見(まぁこれとて旅行の下見と盗みの下見、どちらもありうるのですが…)には効果を発揮するでしょう。要は世の技術たるものはなべて「刃物の使い方」なわけで。

もうひとつ気になるのはその視野の高さ。2m以上の高さのようで、確かに車の屋根の上にカメラ付けたら一般の人の想定外の視線です。そんなもので徘徊していいのはあえて言うなら大通りだけだと思います。あくまでも心情論で、そんな法律があるわけではないですけどね:-)

とはいえ、streetview自体は技術としてはよくできてる。要は遣いよう。

というわけで現実的かもしれない(?)な提案:
1)日本で言うところの生活道路(具体的には1車線道路)には入らない(今のデータは一旦廃棄)
2)撮影の高さを人の目線(1.5m程度)にする(撮影の仕方などいくらでもあるでしょう)

それだけでもましになりませんかね。

技術が進化する以上いつまでもダメとは言えないでしょうし、かといって今のGoogleのやり方は横暴過ぎると(少なくともわたしは)感じています(あくまでもフィーリングですが、人間の人間たるゆえんは感情があるからでしょ☆)。その辺を見誤るとgoogleといっても足下すくわれますよ。