お昼はすき焼き

医者へ行って帰り、母にメールすると「今から父と錦市場へ行くので一緒に行かないか」とのこと。
思案して、メシをたかろう(笑)と同行。

錦をぶらぶら。結構お昼のランチを店の奥や2階で食べさせてくれるところがある。
ご予算2000〜2500円くらい。割と高めだけど、いいもの使ってるんだろうなぁ。

結局大食漢の父のお眼鏡にかなうものがなくて、錦市場を通り抜けてしまい寺町通りへ。

キムラのすき焼き店の前で「サービスランチ1900円(日祝のぞく)」の文字。
すき焼きなんぞ、家で食べるものと思いこんでたので逆に「お店の」すき焼きを食べてみたくて店内へ。

http://r.tabelog.com/kyoto/rstdtl/26000648/

下足番(!)のおじさんから番号札をもらって赤絨毯を2階へ。畳の上にちゃぶ台みたいな机とガスコンロ。何とも昭和テイスト。(昭和7年創業だそうで、納得。)

「普通にしますか、ロースにしますか?」で普通のランチ価格1900円を頼むと、すき焼き鍋、お皿にお肉と別皿に玉ねぎ、ネギ、焼き豆腐、糸こんにゃく、みつば、麩のあしらい一式。ごはんとタマゴが付いてて、後はセルフで焼いていきます。

牛脂を熱した鍋に塗って、肉を焼いて砂糖をパラパラ、割り下をジューッ。肉の焼ける何とも言えないいい匂い。
溶き卵に付けていただく関西式です。旨い。肉の味と砂糖の甘いのと割り下の出しが絶妙。家だと砂糖と醤油だからね〜。肉からしみ出た脂と味付けの混在としたものを野菜が吸ってこれまた旨い。

こうやってみるとうちのすき焼きは「すき焼き煮」であるという結論に達しました。野菜の水分多いからかな。

本当に、しっかり量が多くて食べ応えがありました。父も満足。これで1900円ははっきり言ってリーズナブルです。
ちなみに、ランチ時間以外は「普通2900円、ロース3000円」(ごはん200円・卵50円は別)です。

店構えとかも昔のまんまなんですが、湯飲みとかに店のマークが入っているあたり歴史を感じました。
今度は夜の部に行ってみたいですね。もちろん、注文は「ロース」で。

キムラ すき焼き店
075-231-0002
京都府京都市中京区寺町通四条上ル大文字300