最悪なのは何もしないこと
マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった
- 作者: ジョンウッド,矢羽野薫
- 出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン
- 発売日: 2007/09/21
- メディア: 単行本
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読書ネタ。
図書館でリクエストしていた本が入荷。
読んでみたのだけど、こりゃ泣ける、否、涙がこぼれた。
まだ読み切っていないのだが、涙が出て来るとは思っていなかった。
ビジネス書と言うよりも、生き方論なのかもしれないな。だてにアマゾンで★5つではないな。
詳しくは本文に譲るとしても、自分の可能性や行動についてのこと、ともすれば稼ぐことだけがすべてと言われかねない経済至上主義社会の中で、自分の人生は如何にあるべきか、という素朴な内発的疑問に触れたならば、それを無視することなく、押しとどめるでもなく、素直に従ってみることが大事なのではないだろうか。
たとえ、それで金銭的には一時的に厳しくなるとしても自分の心の中の自信と実際の行動が伴えばなにがしかの答えが出てくる。それは金銭的にももちろんだけれども、それ以上の喜びを自分にもたらしてくれるはずである。金銭的成功は要するにその一側面である。もちろん、必要なものだし、かといってあまりにそこだけが突出して膨張/縮小していてもいけない。評価も然りで、要はバランスが大事である。
結局自分も今置かれている状況は決して裕福ではないが、かといってその日暮らしに困るわけでもなく、こうしてネットにつながっているのは恵まれているのは間違いないだろう。あとはどうやって行動するか、という単純なことが足りてないんだろうな。足りない要素は足せばよろしい。
あと、感銘したのは「物事を大きく考えろ」ということ。マイクロソフトもそういう考えらしい。
確かに細部をちゃんと詰めることは(も)大事なのだが、枝葉末節だけではなく、全体を見ること、それと考えるときに変なリミッターを書けてしまいがちなので、それを意識して外すこと=子どものごとく自由にのびのびした発想、これも意識していきたいなと思った。