時間は不可逆

http://blog.m3.com/moromoro/20080502/1
via LivedoorReader

moromoroさんの「臨床してて思うこと」から、


昔の自分って、過剰に周囲の期待にこたえるために

あっちこっちを飛び回って難題を抱えこむ自分であったり、

職場でまた元気に・・・というけど、その人の元気は

自分を150%酷使して、周りが見えなくなる元気さであったり。


「元に戻る」「元気になりたい」という言葉も漠然としていて、

一緒に目標を語り合う上で、とっても危険な言葉。

気持ちは分かるけど、漠然としているからそこに至る道筋が描けない。


あいたたた、と思った自分の気持ちは記しておこうと思う。

どうかすると、昔の自分に戻してくれと思ってみたり、「まだ(こっちに)いたの!?」と暴言を吐いた前の医者を恨んでみたりしてしまう。
そういうときは大抵調子の悪いときで、ある種のシグナルと思って慌てないようにすると言うのは最近憶えたのだけど、昔の自分って滅私奉公だったのだなと思う。そうやってひとに尽くしている自分はやっぱりステキだったのだが、それが余力の範囲ならともかく、自らをすり減らすようになってからは本当はそれほどでもなかったのだろう。それとそもそもステキかどうかの判断は自分の基準であるべきだが、往々にしてこういうヤツは他者(他人、会社、世間、家族etc.)の判断に会わせてしまうところもあって、余計にそうなると負のスパイラルにはまりこんでしまうのだろう。

さて、これからどうするか、である。

幸か不幸か時間は不可逆、前の自分には戻れない。

ならば、もう一度再構築するしかないのだろう、というのが今のところの結論だ。

世間のひとはそんなこと気にせずやってるのに…と思ってるうちは他人(=外部)の評価に依存していると言うことだろう。ひとはひと、自分は自分。独りよがりはどうかと思うが、生きていく以上、ちょっとの迷惑は仕方ないよね、と自分に言い聞かせながら、やっていけたらいいなと思う。