原発に関して言っておきますか。

まぁ、いろいろな意見はあることだし、僕の中でも意見は揺れるのだけど、結果として再稼働が確定してしまったのはやはり残念だし不安感が先に立つ。

理由はわりと簡単で、自分の家が60km圏内にあって、万が一のことがあれば、自宅が放射能にさらされるのは間違いないだろうこと。

そして、地震が多分こないだろうけど、例え、数十万分の一であっても自然界の現象であることから絶対に来ないということは誰も言えないこと。
専門家がきちんと精査した基準ではない基準に基づいた決定であること。

これらを考えた時、やはり今回は仮に計画停電がおこりうるとしても、厳しい節電をも受け入れる必要があったのではないだろうか。
生活のためにというが、確かにそうなんだが、生命と安全な衣食住あっての生活であることを忘れてないかい?野田さんよぅ。

日本はこの60年、ものつくりでやってきた。それは確かに成功体験だったのだけど他方、それはもう賞味期限の切れた過去のものなのではないか。だとしたら、しがみつくのではなく新しい考え方新しいやり方で生きて行く必要があるのはないか。もちろん、スクラップANDビルドになるから、一時的には経済は不安定になるだろうけど、それを抜けないと次のステージにいけないような気がしている。同時に、稲作文化の日本では新しいものを作るのは不得手でも、既存品の改良はお家芸のはずである。新しい時代の他国のものをもう一度リノベーションすることで新しい産業は起きてくるのではないだろうか。

さて、当座、この夏にできることはそれでも節電することと、日本海側に大きな地震がこないことを祈ることである。どうか、安全に実りの秋を迎えられますように。